聖戦と死神 第三部「薔薇と死神」~歴史を紡ぐ者~LRC
- 更新时间:2009-3-13
- 刷新时间:2025-03-17 15:44
- [ti:聖戦と死神 第三部「薔薇と死神」~歴史を紡ぐ者~]
[ar:Sound Horizon]
[al:Chronicle 2nd]
[by:8e8e.net]
[00:02.25]聖戦と死神 第三部「薔薇と死神」~歴史を紡ぐ者~
[00:02.66]
[00:03.47]
[00:07.45]「此処は何処なのかしら?私は確か…追われ…矢を射られ…倒れたはずだったわ…」
[00:32.96]
[00:33.64]「気付いて良かった、大丈夫かい?
[00:39.50]私の名はアルヴァレス、君達の村を襲った軍隊の指揮官…
[00:59.41]だったのだが…今ではもう追われる身だ…からと言っても…言い訳に過ぎぬ…私が憎いかい?」
[01:12.20]
[01:12.43]「えぇ…憎くない…と言ったら嘘になるけれど…助けてくれた貴方のこと、私は信じたい…」
[01:25.22]
[01:25.78]「私はベルガ人(ベルジュ)なのだよ…
[01:27.99]亡国の仇を取る為、旧フランドルへ身を寄せた<異邦人>(アルベルジュ)
[01:32.89]この意味が解るかい…お嬢さん?この手はもう取り返しのつかない程に汚れている…」
[01:38.19]
[01:39.29]「最初は怒りからプロイツェンを…
[01:41.75]次に異国での居場所を確保する為ロンバルドを…
[01:45.43]そして己の願望を満たすという目的の為に、カスティリヤを滅ぼした…」
[01:50.99]
[01:51.90]「今でも目を閉じると、鮮やかに浮かんでくる風景がある…
[01:55.76]私にはどうしても取り戻したい場所があったのだ…
[01:59.71]そんな私に当時のキルデベルト六世陛下は約束してくれた…」
[02:04.02]
[02:04.83]「国をあと一つ…例えばプリタニアの征服を条件に…
[02:08.97]ベルガの独立自治権を許すと…私は他人(ひと)の国を売って…自分の国を買い戻そうとしたのだ…」
[02:16.99]
[02:17.61]「私はそんな愚かな男なのだよ…」
[02:20.10]
[02:20.94]「そう…そんな愚かな男なら、私がここで殺してしまっても構わないわね?」
[02:27.34]「あぁ…好きにするが良い…私は取り返しのつかない過ちを犯してしまった…」
[02:33.21]
[02:33.67]「馬鹿!それでは何も解決しないじゃない…貴方はそれで満足かも知れない…
[02:39.14]でも貴方の仇を取ろうとする者が現れないとは限らない…その論理が繰り返し悲劇を生んでいるのよ…」
[02:46.08]
[02:46.51]「取り返しのつく歴史なんて一つもないの、だから尊いの、だから私達は新しい歴史を創ってゆくの…
[02:52.97]愚か者とは…過ちを犯す者のことじゃない…過ちと知ってなお、正そうしない者のことをいうのよ…」
[02:59.65]
[03:00.34]「…ねぇ…そうでしょう?」
[03:01.78]「お嬢さん…君は強いな…」
[03:03.74]「えぇ…そうよ…私は強いわ、この国の未来を背負っているんだもの…」
[03:08.04]「この国の未来?プリタニアの女王は若い娘だと聞いていたが…まさか…君が…!」
[03:13.51]
[03:14.49]「ローザ?ギネ?アヴァロン…そう…私がこの国(プリタニア)の女王よ…
[03:18.89]黙っていて御免なさい…でも解って欲しいの…アルヴァレス将軍…私は貴方を信じます…」
[03:25.94]「これは…女王陛下とは露知らず、数々の非礼を…」
[03:28.98]「お願い!畏まらないで、私はそういうの好きじゃないの、私のことはローザで良いわ…」
[03:33.96]
[03:35.35]「それにしても貴方があの有名な「ベルガの死神」(アルベルジュ)とはね…
[03:40.21]…想像していた像(イメージ)と随分違うわね、熊のような大男だと思っていたのに…」
[03:44.84]
[03:45.40]「…でも<ベルガの死神>(アルベルジュ)はやめた方が良いわね…
[03:48.47]この国では流行らないわ…プリタニア風に言うと…
[03:51.96]そうね、<ベルガの暴れん坊>(アーベルジュ)かしら…
[03:54.35]そっちの方がずっと素敵よ…ねぇ…そうしなさいな…?」
[03:57.62]
[03:59.67]「何?さっきから女性(ひと)の顔をそんなに見つめて…」
[04:03.05]「いや…最初に貴女(あなた)を助けた時、ある女性に似ていると思ったのだが…」
[04:07.47]「思ったのだが?」
[04:08.43]「…今にして思うと全然似ておらぬ…」
[04:10.81]「なに!?」
[04:12.24]
[04:15.11]ウインダミアの湖畔を白い風が駈け抜けて往く…
[04:19.15]トリストラム騎士団長率いる第六騎士団が衛る地
[04:22.71]ランカスターへと…
[04:24.38]
[04:28.15]~終わり~
聖戦と死神 第三部「薔薇と死神」~歴史を紡ぐ者~歌词
- 歌词名称:聖戦と死神 第三部「薔薇と死神」~歴史を紡ぐ者~
- 演唱歌手:Sound Horizon
- 歌词专辑:Chronicle 2nd
- 聖戦と死神 第三部「薔薇と死神」~歴史を紡ぐ者~
「此処は何処なのかしら?私は確か…追われ…矢を射られ…倒れたはずだったわ…」
「気付いて良かった、大丈夫かい?
私の名はアルヴァレス、君達の村を襲った軍隊の指揮官…
だったのだが…今ではもう追われる身だ…からと言っても…言い訳に過ぎぬ…私が憎いかい?」
「えぇ…憎くない…と言ったら嘘になるけれど…助けてくれた貴方のこと、私は信じたい…」
「私はベルガ人(ベルジュ)なのだよ…
亡国の仇を取る為、旧フランドルへ身を寄せた<異邦人>(アルベルジュ)
この意味が解るかい…お嬢さん?この手はもう取り返しのつかない程に汚れている…」
「最初は怒りからプロイツェンを…
次に異国での居場所を確保する為ロンバルドを…
そして己の願望を満たすという目的の為に、カスティリヤを滅ぼした…」
「今でも目を閉じると、鮮やかに浮かんでくる風景がある…
私にはどうしても取り戻したい場所があったのだ…
そんな私に当時のキルデベルト六世陛下は約束してくれた…」
ベルガの独立自治権を許すと…私は他人(ひと)の国を売って…自分の国を買い戻そうとしたのだ…」
「国をあと一つ…例えばプリタニアの征服を条件に…
「私はそんな愚かな男なのだよ…」
「そう…そんな愚かな男なら、私がここで殺してしまっても構わないわね?」
「あぁ…好きにするが良い…私は取り返しのつかない過ちを犯してしまった…」
「馬鹿!それでは何も解決しないじゃない…貴方はそれで満足かも知れない…
でも貴方の仇を取ろうとする者が現れないとは限らない…その論理が繰り返し悲劇を生んでいるのよ…」
「取り返しのつく歴史なんて一つもないの、だから尊いの、だから私達は新しい歴史を創ってゆくの…
愚か者とは…過ちを犯す者のことじゃない…過ちと知ってなお、正そうしない者のことをいうのよ…」
「この国の未来?プリタニアの女王は若い娘だと聞いていたが…まさか…君が…!」
「…ねぇ…そうでしょう?」
「お嬢さん…君は強いな…」
「えぇ…そうよ…私は強いわ、この国の未来を背負っているんだもの…」
「ローザ?ギネ?アヴァロン…そう…私がこの国(プリタニア)の女王よ…
黙っていて御免なさい…でも解って欲しいの…アルヴァレス将軍…私は貴方を信じます…」
「これは…女王陛下とは露知らず、数々の非礼を…」
「お願い!畏まらないで、私はそういうの好きじゃないの、私のことはローザで良いわ…」
「それにしても貴方があの有名な「ベルガの死神」(アルベルジュ)とはね…
…想像していた像(イメージ)と随分違うわね、熊のような大男だと思っていたのに…」
「…でも<ベルガの死神>(アルベルジュ)はやめた方が良いわね…
この国では流行らないわ…プリタニア風に言うと…
そうね、<ベルガの暴れん坊>(アーベルジュ)かしら…
そっちの方がずっと素敵よ…ねぇ…そうしなさいな…?」
「何?さっきから女性(ひと)の顔をそんなに見つめて…」
「…今にして思うと全然似ておらぬ…」
「いや…最初に貴女(あなた)を助けた時、ある女性に似ていると思ったのだが…」
「思ったのだが?」
「なに!?」
ウインダミアの湖畔を白い風が駈け抜けて往く…
トリストラム騎士団長率いる第六騎士団が衛る地
ランカスターへと…
~終わり~
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